歴史– category –
史料・考察・人物・日本史研究
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西教寺(天台真盛宗総本山)明智光秀とその一族の墓
西教寺とは ― 天台真盛宗の総本山 滋賀県大津市坂本に所在する西教寺は、天台真盛宗の総本山であり、全国に四五〇余の末寺を擁する名刹である。寺伝によれば、その創建は聖徳太子に遡り、のちに天智天皇の勅願を受けたとされる。平安時代には、延暦寺中興... -
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奥田孫太夫重盛・貞右衛門行高父子の墓 ― 雪野山山麓に残る忠義の記憶
雪野山山麓、静かな参道から 雪野山の山裾を歩き、杉木立の間を抜けていくと、人の気配がすっと遠のく場所に行き着く。八幡社古墳群のほど近く、洞泉寺跡と伝えられる一角に、ひっそりと石塔が立っている。写真で見ていたはずの場所でありながら、実際に辿... -
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近松勘六の墓を訪ねて ― 野洲・錦職寺
滋賀県野洲市木部。浄土真宗木辺派本山・錦職寺の境内に、赤穂義士のひとり、近松勘六行重の墓があります。 木立に囲まれた墓域に並ぶ三基の墓石。いずれも近松家のものと伝わり、中央のひときわ大きな墓石が勘六の墓とされています。 右側面には「比留田... -
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鞭声粛々――虚像と実像のあいだで見る川中島
本稿の叙述は、主として後世史料および研究書、ならびに現代の歴史表象に基づいており、同時代一次史料による厳密な再構成ではない点を、あらかじめ断っておきたい。 NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』のヒロイン和田喜代美を演じる貫地谷しほりが、大河... -
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近江ゆかりの赤穂浪士 ― 忠義の物語を歩く
討ち入りの日に――忠臣蔵という感情装置 十二月十四日。討ち入りの日である。 わたくしにとって時代劇の王道は、やはり何度観ても胸を打つ『忠臣蔵』だ。史実と脚色が巧みに織り交ぜられ、日本人の感情をここまで揺さぶる物語は、他にそう多くはない。 とり... -
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「誠の武士」荒木又右衛門――『天下騒乱 徳川三代の陰謀』と鍵屋の辻の仇討ち
ビデオにとっておいた新春時代劇『天下騒乱 徳川三代の陰謀』(10時間)を観た感想。改めて胸を打たれたのが――荒木又右衛門という武士の在り方だった。 村上弘明が演じる荒木又右衛門は、声高に正義を叫ぶわけでもなく、己の剣の冴えを誇示することもない... -
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平宗盛父子処刑の地 ―― 近江における平家終焉の一側面
平家の滅亡は、治承・寿永の内乱の最終局面である**壇ノ浦合戦(文治元年・一一八五)**をもって語られることが多い。壇ノ浦における安徳天皇の入水、三種の神器の喪失、平家一門の集団的死は、日本中世史において象徴的な出来事であり、「平家終焉」の語... -
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孔雀と梟を刻む「宝篋印塔」― 西光寺跡(滋賀県竜王町) ―
滋賀県竜王町に所在する西光寺跡の宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、 「この塔を見ずして他の宝篋印塔を語ることなかれ」と評された、極めて評価の高い石造塔である。 宝篋印塔は、一般に「宝篋印陀羅尼」を納める塔と説明されることが多いが、近年の研... -
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万葉の恋 ― 相聞歌が生んだ因縁の地、蒲生野・妹背の里
額田王と大海人皇子のロマンスの舞台 蒲生野という場所 滋賀県竜王町にある「妹背の里」は、万葉集に名高い相聞歌の舞台――蒲生野に位置している。 ここは、額田王(ぬかたのおおきみ)と大海人皇子(おおあまのおうじ)この二人のロマンスが語り継がれる土... -
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中尊寺で出会った義経と弁慶――像が描く主従の構図
平泉・中尊寺は、金色堂をはじめとする三千余点の国宝・重要文化財を伝える、まさに平安美術の宝庫である。奥州藤原氏の栄華を今に伝えるこの地は、「旅」という言葉の中に、歴史と美術の両方を静かに忍ばせてくれる。 その中尊寺讃衡蔵で、源義経と弁慶を...
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